ジョン・ウィック 新作アニメ版キャストにキアヌ・リーブスが決定

ジョン・ウィック・アニメ版前日譚の公式設定がついに決定した。

シネマコンで発表されたこの長編アニメーション作品では、象徴的なキャラクターの声を再び演じるキアヌ・リーブスが主演する。これは、リーブスが実写映画『ジョン･ウィック5』にも復帰することが先日確認されたばかりのタイミングでの発表となる。

このアニメ前日譚は、シリーズ全編を通じて言及され、彼の伝説的な評判と恐るべきレガシーを築き上げるきっかけとなった決定的な事件、ジョン・ウィックの伝説の「不可能任務」を描く。

公式概要は以下の通り：

このアニメ映画は時を遡り、オリジナル第1作以前のジョン・ウィックの人生を描く。ハイ・テーブルの支配から脱却し、最愛のヘレンと共に過ごす自由を勝ち取るため、一晩で全てのライバルを排除するという「不可能任務」を遂行する彼の姿を追う。

実写映画同様、アニメーションもジョン・ウィックファンが愛するスタイリッシュで衝撃的なアクションシーンを披露し、成人層をターゲットとする。

ジョン・ウィックの中核チーム——サンダー・ロードのバジル・イワニクとエリカ・リー、87エレベン・エンターテインメントのチャド・スタヘルスキー、そしてキアヌ・リーブス——がプロデュースを務め、 87エレベン・エンターテインメントのアレックス・ヤングとジェイソン・スピッツがエグゼクティブ・プロデューサーを担当する。

アニー賞ノミネート作品『ULTRAMAN RISING』の共同脚本・監督を務めたアニメ界のベテラン、シャノン・ティンドルが監督に就任。ティンドルはアカデミー賞ノミネート作品『久保と二弦の琴』のキャラクター原案も手がけ、エミー賞受賞シリーズ『Lost Ollie』ではエグゼクティブ・プロデューサー兼ショーランナーを務めた。脚本は、『ゲーム・オブ・スローンズ』の脚本家兼共同エグゼクティブ・プロデューサー、『ダイバージェント』の脚本家、ギレルモ・デル・トロ監督のアカデミー賞作品賞受賞作『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞ノミネートを受けたヴァネッサ・テイラーが担当する。

ライオンズゲート・モーションピクチャーグループの会長、アダム・フォーゲルソンは次のようにコメントしている：「アニメーションは、ジョン・ウィックの世界同様、無限のストーリーテリングの可能性を提供します。特にファンは『不可能任務』が映像化されることを強く望んでおり、シャノンが抱くそのヴィジョンは並外れています。アニメーションを通して再構築されるジョン・ウィックのアクションを待ちきれません。」

スタヘルスキーは次のように付け加えた：「アニメは常に、特にジョン・ウィックシリーズを通じて、私にとって主要なインスピレーションの源でした。ジョン・ウィックのアニメを作ることは、自然な次のステップのように感じられます。アニメという媒体によって、この世界、そのキャラクター、そしてアクションを、以前には想像できなかった方法で広げることが可能になります。」

『ジョン・ウィック：復讐の章』アクション続編のキャスト

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10億ドル規模のフランチャイズ『ジョン・ウィック』は驚異的な速さで拡大を続けている。すでに公開された本編4作品に加え、最近発表された『ジョン・ウィック5』、そして6月6日にデビュー予定のスピンオフ映画『バレリーナ』、さらに今年夏に製作開始予定でドニー・イェンが監督・主演（カイン役）を務めるもう1本のスピンオフ映画を含むスピンオフ作品2本が、ジョン・ウィック・ユニバースに含まれる。

さらに、ライオンズゲート・テレビジョンは『ザ・コンチネンタル：ジョン・ウィックの世界から』をピーコックとAmazon Prime向けに製作し、チャド・スタヘルスキーとキアヌ・リーブスがエグゼクティブ・プロデューサーを務めるシリーズ『John Wick: Under the High Table』の開発を確認している。

テレビや映画の枠を超え、ライオンズゲートは最近ラスベガスに没入型ジョン・ウィック・エクスペリエンスを開設し、3Aクラスのジョン・ウィック・ビデオゲームも開発中だ。